2022年2月22日 三塚

有限会社テイク・ワン 文化庁芸術祭レコード部門「優秀賞」受賞!!

ZEN YAMATO の二枚目アルバムに置いて

2月15日文化庁芸術祭の贈呈式が行われました。
善養寺惠介氏と大和松和氏によるユニット「ZEN YAMATO」二枚目のアルバム「ZEN YAMATO II」がレコード部門において有限会社テイク・ワン(Northern lights records)が「優秀賞」受賞となり、その贈呈式が行われました。

もちろん今回の受賞は「ZEN YAMATO」の演奏についての高度な技術と思想があってのことです。彼らの考えるすべてを余すところ無く記録したことで、このような賞を頂いたわけで、三塚の技術についてのみ評価されたことでは全くありません。
しかし、受賞理由の中にレコーディングについて触れられていたことについては非常に嬉しく感じています。

受賞理由

「虚無僧尺八の善養寺惠介と山田流箏曲の山登松和による15年目の非常に息のあった全5曲を収録する。古典から現代 

の歌曲、さらに本CDのために構成された器楽曲と多様な作品が厳選された。箏と尺八の基本的な演奏に、重ね録音は尺 八のみ、箏・三弦のみ、両者ともに、と録音ならではの手法を活かし、二人の濃密で高度な演奏を見事に表現した。 」

三塚の受賞コメント

「もはや変えようもなく高度に構築されたと思われがちな古典芸能ですが、実は常に革新の連続として今を生きる命を得続けているのだ、ということをZen yamatoの二人から教えられた気がします。
弾き歌いを歌、楽器演奏に分解し、しかもその場の駆け引きであるような日本的な間と解釈されるすべての古典芸能の音楽的要素を科学して多重録音で実証してい行く。「革新は伝統の中にある」Zen yamatoの信念を形にできた喜びだけで充分なところ、このような賞をいただけましたことに喜びを隠せません。」

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